《西の湖おはなしあそびレポート6》 出港するとさっそく上空にトビが。 「翼の裏側に白い点が2個あるのが見える?あれがトビのマーク」 先頭の船では講師河合さんの解説を聞きながらみんなビンゴカードに丸を付けていきます。 波にちゃぷちゃぷ浮かぶカルガモ、ヨシの陰に立って魚を待ち伏せるアオサギ、風の中を飛ぶアジサシ、カワウ、ミサゴ等々、河合さんが見つけては教えてくれる方向を全員で必死にきょろきょろ。 「あ、あそこにもなんかおる!」「カメいるの見えた!」「ちょうちょ飛んでる!」「今トンボも飛んでた!」てんでに見つけて子供たちも教えてくれます。ギンヤンマが飛んでいました。結構寒いのにまだ頑張っているんですね。 他にも琵琶湖のアイドル?カイツブリ、真っ黒ボディに白いくちばしがユーモラスなオオバン、猛禽のチュウヒなども見ました。チュウヒという鳥は他の猛禽が飛ぶような空の高いところと、地面とのちょうど中間で飛ぶから「中飛」と名が付いているそうです。(←これも河合さん情報です) 皆さんのビンゴカードにもたくさんの丸がつき、タテ、ヨコ、果てはナナメまでビンゴした頃、権座(ごんざ)の近くまでやってきました。権座は西の湖の中に昔からある田んぼで、農家の方が舟で通ってお世話をされています。ヨシ原に土を盛り、流出しないように石垣で囲った人工の島です。以前は7つあったそうですが今は1つだけ残っているんだとか。権座のあたりから折り返し、強くなってきた風の中、B&G海洋センターに戻りました。
0コメント